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【第36】 2003年8月掲載用 ゲスト 毛利高明さん この対談は、平成8年 テレビ東京 『丹波哲郎の不思議世界』 の収録で 行われてものです。 先月に引き続き、当時16歳の若さで、すでに心霊治療によって、たいへ ん多くの方々の苦しみをやわらげている方です。 そうした皆さんが、明るく楽しくなっていただくことが、ご自分の役目だと 話す姿は、内容共々本当に感心させられるものでした。 霊治療は幽体治療 丹波 肉体は当然だが、幽体にまで内臓があるというわけだね。それをどう治療するんだい? 毛利 まず肉体の病の原因は、本質である生命体に出てきてしまう。 簡単に説明すると、肉体の中には、生命体が宿っています。霊の体、つまり「霊体」を生命体とお考え下さい。 その生命体に異常が出ると、それによって肉体にだんだん異常が出てくるんですね。ですから、生命体の改善を施すことによって、肉体の改善が行われるわけですね。 丹波病気で死んだもの等の霊は、生きている人の肉体に憑くことは出来ない。 しかし、波長が合った幽体に憑く事は出来る。それによって肉体に症状が出てくるんだね。 毛利 そうです。例えば肝臓が悪い人の場合、幽体の肝臓を取り出し、治して元に戻すんです。治療の期間としては、医学ではなくエネルギーでつかみ取るので、人間としての器が必要。今生かされているという感謝によって器ができあがっていく。 それは本人によりまちまちですね。 丹波 何が大切かというと、「すなお」これが大切だよね。 毛利 治りたいという気持ちだけでは、だめですね。 丹波 幽体は永遠そのもの、それを理解できているものは治りが早い。 手術した場合、つまりメスが入った場合、霊治療は効きにくいね。ここなんだな問題は……。 毛利 人工的な病気が出来上がっちゃいますからね。 丹波 だから、末期癌しか効かないんだ。つまり、手術をしたら治ると言われれば手術をするからね。ところで自分自身については判るのかい。 毛利 切り替えることによって出来ますね。 丹波 悪いところはどのように見えるのかな、透けて見える場合がありますよね。今現在の僕は、どこか悪いところはあるかな。 毛利 僕は、赤く浮き出て見えるんです。丹波さんの場合、心臓、呼吸器ですね。 丹波 うーん、今はね、胃がよくないんだが。 毛利 胃は、今に始まったと言うよりも、基本的に弱いようですね。 丹波 その通り、子供のとき赤痢をやったんだ。それ以来なんだ。ところで、君の得意な分野というのはあるのかい。 毛利 人の生き方、病や、悩み事を、根本的なものから改善していくことですね。明るく、楽しく、その方に合った方向に進んで行かれるよう改善することですね。又、たくさんの方と会って、選り良い生活を送ってもらうことにより力が付いてくるみたいですね。 人は二度死ぬ? 丹波 明るく、すなおに、あたたかくだね。目的は永遠の生命。霊界の存在を知ってもらうことなんだよ。霊治療は、毛利君を通して霊界パワーが治しているんだね。幽体のことについて説明してきたが、実はその上に霊体が有るんだね。つまり人間は2度死ぬんだよ。高級霊は、霊体だから幽体なんか簡単に治せる。幽体が治れば肉体も治るというわけだ。 毛利 相談者に対しては、昔は仏様(高級霊)と対話しながら言っていましたが、今はすぐに出てくるようになりましたね。 丹波 霊界からどんどんパワーが送られているんだね。ところで趣味とか有るのかい。 毛利 拝むことですね。 丹波 拝む? 毛利 ええ、数珠だけはいっぱい持っていますよ。 丹波 拝むイコール霊界との対話だね。拝むはお願いじゃないよね。 毛利 そうです。 丹波 守護霊団との会話が、拝むという形だね。毛利君の場合たくさんいるから、友達のように対話があるんだよ。そして、数珠には意味はないよ。唯霊界に対する縁を大事にしている証拠といえるんだよ。拝む場合「自分のため」は絶対きいてくれないでしょう。 毛利 自然の流れですかね。「家内安全」なんて昔は言っていましたが、今は無いですね。『人のため』になっていますね。 丹波 霊治療を受ける人に、何か言いたいことはありますか? 毛利 「治りたい」よりも、生かされているということに対する感謝。生きることに必要な欲と、そうでない欲があります。比較、対抗などに関する欲をすて、背伸びをせずに、すなおに生きていただきたいですね。 丹波 今日は、毛利君の守護霊と話している気がしたよ。どうも今日はありがとうございました。 (つづく) ※来月は今は亡き「池田貴族さん」の予定です。 |
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