立河宣子さん
( 女優 歌手 )
秋山眞人さん
( 超能力研究家 )
   
 
 【第14回】 2001年10月掲載用

  《今月は、テレビでお馴染み、司会や女優として大活躍している「立川宣子さん」と、
   テレビや雑誌で有名な、超能力研究家「秋山眞人さん」をお客さんにお迎えして
  「透視・リモートビューイング」についてお話を伺いました。》


 ●透視とは?


丹波 透視と云うのは実に古くからある現象、研究課題でね、最初に実験としてやったのは東大(当時帝国大学)の福来助教授(福来友吉明治2〜昭和27)だ。
 念写と平行して透視実験を行いました。実験台となったのは裁判官の奥さんだった長尾郁子(ながおいくこ)さんと、軍人の奥さんだった御船千鶴子(みふねちづこ)さんの両名。この二人が有名です。
 透視というのは物理的には不可能な状態……即ち箱の中に隠されたものを外側から見るから透視。透かし視ると書くんだから。科学的に解明しようと当時(明治末から大正時代)の学者達がよってたかって色々やりましたよね。その際カラクリ、つまり意地の悪いやり方により妨害もありました。お二人とも不幸な最後、御船千鶴子さんにいたっては殺されたという説があります。


秋山
 以前話題になった映画「リング」「らせん」、あれは御船千鶴子さんがモデルになられたんですね。
 当時は福来先生が、とにかく厳密な透視実験をやろうとしたんですね。
 密閉したフィルムに文字を焼き付けて(文字を写して)置くんです。これを開けちゃったらフィルムは感光しちゃいます。それを透視して何を写したか当てる実験を行ったところ、そのフィルムが感光したんです。
 光が入らない状態で別の物が写ったりしたので、透視の実験の中で念写も平行して発見されたわけです。
 最近は透視の研究も進んでおりまして、一時期アメリカのCIA(アメリカ中央情報局・大統領直属の機関)が大量の予算を使って研究をやっていたんです。その中でいろいろなことが分かってきたんですが、特別な修行とかやらなくても一般の人がポピュラー(一般的)に持っている能力なんだと……、要は引き出し方なんだと云うわけです。 
 人間の意識や、自分の把握している自分の心というのは非常に狭い範囲で、その奥底に潜在意識というものがあると言われています。どうもその潜在意識の一番底の方にですね、時間とか空間を越えたそれこそ霊界に繋がるような、ものすごい情報が行き来しているわけです。人間の心は奥深くで、時空を越えた世界と繋がっているのではないかと云うことが判ってきたんです。そこから井戸水を汲み上げるように情報を持って来られれば、透視であろうが、未来を覗くことであろうが、過去に死んだ人と話をする事であろうが、自由自在だというわけなんです。
 ある意味で初歩的な入り口と言いますか、それが透視というわけなんです。

立河 テレビの番組で拝見した程度で、なかなか興味深い世界ですね。
 私もできるようになりますか? 訓練すれば、誰いでも出来るんでしょうか?


 ●透視は訓練をすれば誰でも出来るのか?

秋山 ええ、例えば一番簡単な方法を申し上げますと、カードが5枚伏せてあるとしますと、ハートのエースが1枚どこかに隠れている場合、多くの人が最初から5分の1を当てようとして無理をするんですよ。
 透視能力の最初のテーマというのは、楽な所から始めるというのがあるんです。気持ちが落ち着くところから始める。最初から無理な確率に挑戦しないんです。
 僕はあることに気が付きましてね、ルシアン・ルーレットの様に、消去法で行ったら良いんじゃないかと…、つまりこれはハートのエースじゃないと思えるカードからめくって行くと、確率が上がるんではないかと言うふうに考えたんです。

立河 〔感心して〕あー、なるほど。 それなら私にも出来そうな気がします。

秋山 そうしたら、良い確率で(ハートのエースが)最後まで残れるようになるんです。

丹波 そのやり方は目で見るんじゃなくて、心の願望が外れを先ず引く。つまり手が自然に引くというやり方だな。



 ●リモートビューイングとは?

秋山 これは一番最先端の透視研究の成果なんです。CIAがジミー・カーター大統領政権(1977〜1981)の頃に、俗に言うスパイ衛星とですね、霊能者と両方である行方不明の人を用意ドンで追っかけっこをしたことがあるんです。
 結果、霊能者が勝つんです。当時の霊能者達を訓練させた方法なんですが意外や意外、透視能力というのは何か覗き込むとか、映像を引っぱり出すようなイメージがあるじゃないですか、ところがCIAのデータでは、普段このように話をしていても、『夕飯はどうしよう』とかあれやこれやいろんな事を頭の中で浮かべていますよね、これを心理学では自由連想と言うのですけれど、どーも普段の自由連想の中に既にサイキック(心霊的)な情報が入っていると言うことが判ったんです。
 例えば何か透視目的物を用意しますね、今日も用意されてますが。(秋山さん以外は丹波先生、出演者には知らせず有る絵を用意しました)それに対して検証すると決めたら、すでに潜在意識は働いているんです。



【実験開始】

(丹波先生、立河宣子さんに、それぞれ約30臓40造硫萢兒罎塙のマジックペンが配られました。秋山氏の解説により実験の開始です)

秋山 それこそこれは入り口の実験ですから、ゲームをやるというようなつもりで、気軽に取り組んで頂けたら…。

立河 わー、楽しみだなー。 (立河さんが一番ワクワクしているように感じられました)

秋山 先ず、よく昔学生時代にノートの隅なんかに螺旋を描いたり落書きをした覚えがあると思うんです。アレをその画用紙の上半分が真っ黒になるくらい描いちゃって良いですから、とりあえず手を軽く動かして描きながら、その間、頭にひらめいたこと、何でも良いです、いろんな物でも、形でも色でも良いです。それを最初五つ、六つ出てきたら下に個条書きに書き出していただきたい。

丹波 何かこの…、実際の落書きで良いんですか。

秋山 はい、良いんです。何か落書きして手を動かしている最中に、頭の中に何か閃いて来たことがあったら……。

丹波 形ですか、字ですか?。

秋山 字でも形でも、閃いたことがあったら6項目までズーと閃いた順番に書いて下さい。

(秋山氏には、番組収録前にある物を提示してあります。そのある物を意識して、3人に念を送っています)

秋山 潜在意識の情報というのを、表に汲み上げる作業をしているわけです。色々な心の中の障害物にぶつかるものですから、難破船の欠片のようにバラバラになって出て来るんですね。
 その一つ一つのピースの欠片(ジグソーパズルを思い浮かべて下さい)これを眺めたときに(意識として)欠片その物が出てくる場合もありますし、その欠片がお芋の形に見えたら、お芋と言うふうに連想に行っちゃう場合もあるんです。先ずそれを整理することをやっています。(螺旋を描きながら浮かんだことを書き出す作業)ちょっと見せていただけますか。


          下の絵は、左が立川さん・右が丹波先生です。




秋山 丹波さんどうですか?

丹波 僕は何にも出てこないんだ。(図を指しながら)深い三角形ですよね、…次は目玉…。

秋山 深い三角形ですね、立河さんはいかがですか。

立河 (こらえたような笑いで、連想ゲームのような文字を示しました)

秋山 主婦…野菜…。

丹波 全部自分の未来だね。 (一同笑い)

秋山 イヤ、でもね、この中に(伝えたい意識が)紛れ込んでいる場合が有るんです。これで重要なのは、最初と最後に出てきた情報というのはかなり面白いんですよ。
 では、もう一度だけ次のページに同じ作業をやってみて下さい。    (次号に続く)

               《さあ、この実験の結果は果たしてどうなるでしょうか?》