立河宣子さん
( 女優 歌手 )
下ヨシ子さん
( 霊能者 )
   
 
 【第13回】 2001年9月掲載用

 
   《今月は、美人タレントの「立川宣子さん」と、北野たけしさんの番組で大変話題
    になった超能力者・霊能者「下ヨシ子さん」をお客様に迎えました第2回目です。
    予知についての続編をお送りします。》


 ●予知とは? 《続編》 


丹波 僕自身が予知するとなると、僕自身にそのような力があってと言うことではなく、僕自身が受信するんだ、霊界から。

 下  だから、受信機が備わっている人しか受信できないんです。でも私はそれに最初(小さい頃)は気付きませんでした。キッカケは熱が出だしたんですよ。仕事をしていたら39度…40度位ですかね、3年位前です。熱を計りながら仕事をしていたんです。38.5度、気分も悪くないし様子を見ていたら40度位になり、いろんな色がぐるぐるぐるぐる見えてきたんです。
 これは、私の頭がおかしくなったんだと思って、寝ていたんです。皆が救急車呼べとか言っているんですよ、私は全然体の具合は悪くないんですよ。「良いから、良いから、これ神様だから」としきりに言っているわけです。そしたら、1メートル位の人が6人位私のベッドの横に…。

丹波 1メートル位?

   ええ、6人並んでいるんですよ。「あー宇宙人かな…、私のこと連れに来たのかな、ちゃんと戻してくれるだろう…」と思って寝ていたんですよ。そして、いつの間にかその人達はいなくなったんです。山吹色と金色とミックスしたような色の人でした。
 ところで、地獄界を覗いたことありますか。

丹波 いえ、無いです。

   覗いたら、ムンクの叫びと言う絵がありますよね、全部あの状態で無数なんですよ。覗いたら皆が助けを…でも恐く見えないんですよ。恐くないように見せて下さるんですね。そのときは何とかしてあげようと思うんです。出来るんじゃないかって、変な自信が湧くんです。

丹波 あの世の高級霊の義務として、地獄へ行って彼らを上げる義務があるんですよ。

   簡単に出来る事ですからね、上の人から見たら地獄の人を連れていくのは…。

丹波 そう言うような場面に、ぶつかっているわけですね。

   そうですね、未成仏霊と言うのは地上に沢山…。

丹波 未成仏というのは自分が死んだことに気が付かないで、自分が人間界にいた想念を持ったまんま仲間といやすいから居るわけですよね。 (生前)人間界で、詐欺、強盗、殺人いろいろな事を何の苦もなく楽しんでやる者がいますよね、そう言うような者の集まりという地獄というのは、結構面白いらしいんですよ。これは地獄向きの人間にとっては、地獄が天国なんですよ。  (一同笑い)

   地獄も力関係なんです。

丹波 ボスが居るんです。



 ●立河宣子さんの未来を予知

  〔次に下さんによる立河さんに関する霊視、アドバイスがおこなわれました〕

   立河さんは今後、外国トップクラスの方との交流、これは先祖からあったものですね、これから幅広く出てきます。それとあなたは非常に運の良い人なんですよ。

立河 それは実感しております。人よりも良いです。

丹波 霊界の仲間に守られていると言うことでしょうね。

   そうです、変な霊は…。

丹波 寄せ付けない。

   はい。磁石みたいにくっつく人と、弾く力を持っている人が居るんですよね。

立河 憑(付)いてて下さっていると言うことですか。

   と言うよりも、あなたの場合悪霊を払う力があるんです。好き嫌い結構はっきりしていらっしゃるでしょ?。

立河 すごくしていますね。

   きちんとあなたは言えますから、媚びを売る人じゃないです。プラス、マイナスの見分け方が非常に上手です。

立河 嫌だなと思うと、いつの間にか居なくなってくれるんです。ただ、私はそう言うのに時間が掛かるんですよ。

   これから無くなりますよ。判断が速くなって、苦しみません。それは何故だか分かりますか。

立河 ?

   私に会ったからです。(笑い)

丹波 あなたはまだ独り身ですよね。

立河 そうなんですよ。

   沢山の人が好むような人を好きになり、競争相手が結構…去年何か一つの区切りがつきましたか?

立河 (驚いて)はい!

丹波 (下さんより先に)彼と別れましたか。

立河 別れましたよー、去年の(思い出しながら)11月ですから…はい。

    
〔この後、立河さんの結婚、仕事にまで話が及びました〕

立河  予言予知で良いことは信じたいけれど、悪いことは信じないと言う意見がありますが。

   私は、良い事が視えても悪い事が視えても、良い事しか教えないんですよ。でも、これはやめて欲しいと言うことは、理由は言わなくとも事前に信号は送ります。

立河 悪いことばかり言う方がいますよね。

   それは無責任なんですよ。悪いことが見えた、じゃあ解決できるか、解決出来る人は良いんです。こうですからこうしましょうと。出来ないのに言うばっかりじゃ恐いだけじゃないですか。これって変でしょう。

丹波 悪い予言をした者は、人生的に言うと結末が非常に良くないね。だからノストラダムスも悲惨な状態で死んでいますよ。

立河 予知と言うか、予感というのがあって、結局事が済んだ後にやっぱりそうだったかと言うことが多いんですよ。

丹波 予知と言うのは、(肩を押して)ボーンと来ないんだ。うっすらと来るんだ。何となくという感じで来るから逃してしまうんだ。

立河  悪い予知があった場合は、どうしたらいいんでしょうか?

   もし、悪いことが視えたとしたら私はそれを防ぎますね。自分で防げる(範囲)までしか言いません。またそれ以上は視えません。こういうふうになっているからこうしましょうと、…そうしたらこの様になるよと、(結果)治るんですよ。ただ、自分の自我で言っているのかナー、感で言っているのかなあと思うんですけれども、結果が(予知通り)そうなれば、視えていたのかなあ、言うからなるのかナー…どちらかだと思います。



 ●霊界はどんなところ?

丹波 人によって。人によっては楽しい所。人によってはどうしようもなく嫌な所。

立河 それは現世の生き方で決まってしまうのですか?

丹波 人間界というのは本当に短い間だけれども、とてつもなく大事な所なんだな。だから人間界の生き様がそのまんま霊界に持ち越されるから、人間界で想念を汚してしまっている場合はそれに合った、地獄じみた暗い所と言うことになる。第一、向こうへ行(逝)ったときには肉体を脱ぎ捨てます。死んだ時に昔で云う閻魔様に会うこともありません。自分が肉体から出ていった感じというのは、煙突状みたいな筒型の所から螺旋状を描いてスポンと出るんだ。出たところは光なんだ、その光が質問して来ます。
 言葉ではない。霊界には言葉などいらないから…、人のために尽くしたことを列挙せよと云うことになるんだ。人のために尽くしたことのない者はしょうがないね、もうしょんぼりと…。人のために尽くした者は胸を張ってと云うことになるね。

立河  霊界の衣食住とか、トイレなんかはあるのでしょう?

丹波 衣食住無い。いや、無いことはない。食べようと思ったら食べられる。食べなくても良いんだ。寝る必要はないんだけど、やってのける場合もある。だから住みかも有る。ただ、非常に簡単な住みかだな。家具もいらない、台所もいらない殺風景だな。これは一般だ。御殿みたいのも当然有る。でも、普通の住みかというものは質素なものだ。

   霊界に行っても、役目は役目。役目をする人達は霊界にもいらっしゃって、閻魔さんが裁く、そう言う名前だと思うんですよ。不動、観音様等は名前だと思うんです。 裁かれる人、力を与えてくれる方とか、この世であるような雰囲気…この世の生活とは全く違いますが、ある程度の縦社会(上下関係のある社会)でしょう。

丹波 その通り、縦社会でしょう。差別と言っても良い。その位厳しいんだ。

   人間界では嘘をつくことが出来るじゃないですか。でも、霊界では自問自答なんですね。自分に自分で嘘つくことは出来ないでしょう。

丹波 あなたは素晴らしい表現をしますね。自分が自分に問い、自分が自分に答える。霊界では、例えば人を騙そうとするとその騙そうとする顔が映ってしまう。
判ってしまうんだ。霊界では詐欺は成立しないんだ。したがって、類は類でどうしても暮らすことになる。例えば猫は猫同士、犬は犬同士でしか住めない。
人間界では猿と犬まで一緒に住んでいるが、霊界ではだめなんだ。同じレベル、同じ種類、親切な者は親切者同士、悪党は悪党ばっかりなんだ。
類は類でキッチリと分けられる、霊界とはそう言うところ。

立河 今、生きている限り、自分自身が霊界に帰ったときに、素敵な階級の所に暮らせるように自分磨きに専念したいと思います。

   私は今日楽しかったですよ。判ってもあんまり人に話せるものじゃ無いですけれども、今日は嬉しいです。

丹波 判り合えるというのは、我々は簡単に云えば類魂なんです。話が合う者と一緒に居るというのは何よりも幸福と言っていい。本日はありがとうございました。

立河 ありがとうございました。



               《来月のお客さんは、立河宣子さん・秋山眞人さんです》