丹波哲郎が語る「死後の世界の実相」

〜第40回〜
《2003年12月 2004年1月 年末年始合併号



   2003年あなたにとってどんな一年でしたか?
   本当にいろんな事がありました。

   決して、喜ばしいことばかりではありませんでした。 
   中東で起こった悲惨な出来事、国内外で起こった残忍な事件事故。
   本当に暗いニュースが氾濫しました。


   2004年は、輝ける1年の幕開けと信じ、

   皆さんと「明るく、すなおに、あたたかく」生きていきましょう!

    
★☆新年明けまして、おめでとうございます!☆★



           霊界の最重要事項 〈前編〉


     霊界の様子を分かりやすく箇条書きで解説しているものを御紹介します。
   最近の演会では、この内容を取り上げているほど非常に重要な内容です。


  1.地上のような生存のための戦争がない。

  2.霊界の主食は知識である。

  3.誰もが自由に思うままに生き、自己の特性を発揮する。

  4.利己増殖の働きは存在しない。

  5.他人を支配することは不可能。

  6.自分と調和した者同志としか暮らせない。

  7.本人の身体とその衣服にその霊人の気持ちや知識や品性が、
    そっくりそのまま表現されている。

  8.想念がすぐ現実となる。

  9.霊界には地上の世界にあるものは何でもある。

  10.幽界居住者の多くは、今なお依然として彼等がかなぐり棄てた、
     地上生活になるべく類似した生活を営みつつある。

  11.霊本体の形は、だいたい円形で、やや輪郭には不規則のところがあり、
     色は白く光沢がある。
     美しい、明るいといった感じを与える生き生きとした振動体。

  12.霊界の身体は肉も血もないのに地上時代より遥かに固くて実体があり、
     更に正確に内部の魂の程度を反映している。

  13.天界は完成された地上のような処。
     確かに地上とは少しは勝手が違うが、呆然とする程は違わない。

  14.低い界から高い界へと向上するにつれて、物質性が薄れて行き、
     環境が崇高さを増して行く。

  15.距離感覚はぼやけて行くのではなく少しずつ消失して行く。

  16.大気は地上と同じように感じるが、必ずしも無色透明ではなく、
     黄金、ピンク、青色をしている地方もある。

  17.大部分の死者は、一種の冒険的気分を楽しんでいる。
     愛する者達が死んでこちらへ来た当座は、昔の情話などに耽ることもあるが、
     趣味は過去よりもむしろ未来であり、先へ先へと進もうとする。

  18.人間の個性は死後どこまでも存続する、決して分裂も消滅もしない。

  19.こちらでは地上での縁はすべて生かされる、たまたま友人の紹介で
     握手を交わし、それっきり生涯会うこともなかった人達ですら……。

  20.天界の住人は地上にいた時、無理なく心の中に善意を充満させていた人。

  21.食事を取る必要はない……空腹を感じないから……。

  22.宿をとる必要はない……疲労は感じられないから……。

  23.寝る必要はない……夜が全くないから……。

  24.霊界は人間界と違って心の様子が鏡のように映し出されますから人間界では、
     いとも簡単に隠せた悪想念は、全てむき出され、
     筒抜けに相手にわかってしまう。

  25.霊界の生活は地上にあった時よりも遥かに活気に満ちている。
     心を遮るものは何一つ無く自由に拡がって何のわだかまりもない。

  26.地上にいた時よりも、遥かに自由に動き廻ることができる。
     又自分の思うままに状態を変えることが出来る。

  27.霊界では、全てのものが地上よりも遥かに美しく、花は散らず、
     野の青さも衰えず、植物はその成長が止まると消えてなくなる。

  28.霊界の実質は地上より速い振動をもっている。
     高い境涯ほど、その振動は速く、且つ精妙である。

  29.こちらには朝と昼だけで夜はない。その上想像も出来ない程
     無数の色に咲き乱れた花々は、決してうつろい落ちることなく、
     全く人を恐れない小鳥達が飛び交っている。

  30.霊界では友は類で集まる。
     このことは地上界と霊界も同じだから、邪悪な悪魂は、
     地上の邪悪な心を持った者に近づき、
     善良な霊魂は地上の善良な者に近寄る。
     その様に意のままに波長を変えて地上に近づけるから、
     時には人間の目に一層みえやすくなる。

  31.高い境域の者は、低い処へ下りて行けるが、低い境域の者は登れない。
     でも、どうしてもという時 は高い境域の友人が力を貸してくれる。
     それによって暫時そこへ行けるが、いつまでも其処に止まることは出来ない。
     だがこの訪問は楽しいものである。
     然し自分に最も適した友人達に囲まれた自分の境涯に帰って来ることは
     また常に嬉しいことである。

                                         来月に続く