| 各研究者がまとめた共通体験 | 
          
            | レイモンド・A・ムーディ Jr.博士
 
 ○ 死んだという感じ
 ○ 安らぎと苦痛からの解放
 ○ 肉体離脱(体脱)体験
 ○ トンネル体験
 ○ 光の人々
 ○ 光の存在
 ○ 一生を振り返る
 ○ 急速に天空へ昇る
 ○ 戻ることに対するためらい
 ○ 時空の感覚が異なること
 
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            | ジョージ・ギャラップ・Jr.
 
 プリンストン大学卒業。
 人間の生活のあらゆる分野にわたる世界最大の調査機関・ギャラップ世論研究所長ジョージ
            ・ギャラップ・Jr.は、合衆国全体で800万人の成人に臨死体験があることを明らかした。
 つまり、20人に1人の割合で臨死体験があるのである。
 さらにギャラップは、こうした臨死体験の要素について調査し、その内容を分析することができた。
 
 ○ 肉体離脱………………………………26%
 ○ 正確な視覚……………………………23%
 ○ 物音や声が聞こえる…………………
            17%
 ○ 安らぎと痛みからの解放…………… 32%
 ○ 光の現象………………………………14%
 ○ 一生を振り返る………………………
            32%
 ○ あの世にいる…………………………
            32%
 ○ 他の存在との出会い…………………
            23%
 ○ トンネル体験………………………… 9%
 ○ 予知……………………………………6%
 
 この結果、臨死体験は研究メたちがそれまで考えていたよりはるかにありふれた現象であることがはっきりした。
 
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            | ケネス・リング
 
 1977年に臨死体験の研究を始めたケネス・リング(コネチカット大学教授)は、医療機関の協力と地元の新聞広告などで、死にかかって蘇生した120人を探しだし、その48%が臨死体験
            をしていたこと突き止めた。ムーディーの研究を参考にして10項目の体験要素に分け、合計29点満点の得点をつけ、6点以下は切り捨てるという厳しいデーター処理をした。
 主な体験要素は次のようになる。
 数字は、全調査に対するパーセントである。
 
 ○ 安らぎに満ちた気持ちよさ……………60%
 ○ 体外離脱………………………………37%
 ○ 暗闇(トンネルなど)の中に入る………
            23%
 ○ 何らかの超越的存在との出会い……
            20%
 ○ 光を見る………………………………16%
 ○ 人生回顧………………………………12%
 ○ 光の世界へ入る………………………10%
 ○ 死んだ親類・知人との出会い…………
            8%
 
 この結果、性別・社会階層・人種・既婚か・未婚か・宗教・
            臨死体験の予備知識の有無など、全く関係がないことがわかった。
 そこで、臨死体験はほぼ万人に普遍的に起こりうる現象と考えられるようになった。
 
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