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※丹波哲郎とO.S氏のジョイント講演会での質問とその答をまとめました。 ●質問1 A.先祖と、前世の自分とは違うのですか? B.先祖と前世のかかわりは? C.魂と肉体どちらが自分なの? 魂と肉体では、当然、魂が自分 《丹波哲郎》 丹波 それでは、まず「C.魂と肉体について」です。これはもう幼稚園的な質問ですね。 魂が自分に決まってますよね。 肉体は仮のものなんですから、衣服ですから……。 海で言えば潜水服ですから、これは自分ではありません。 魂こそ自分そのものですね。 そして、「B.先祖と前世の関わり合いについて」ご説明しましょう。 先祖とはなんと 自分自身 《丹波哲郎》 丹波 これは皆さん以外と思われるかも知れませんが、先祖とは、自分のことなんですね。自分が先祖なんです。先祖が自分なんです。 さて、こういうと皆さんと戸惑われるかと思います。先程言った「類魂」を考えて下さい。 じゃ、今度はハチの巣に例えましょうかね。 100匹のハチの巣、500匹のハチの巣、そのうち一匹が人間界に出てきた。 ハチの巣ですから、花園に例えましょうか? 花園に飛んでいきます。どこの花にどういう蜜があるかということを、巣に帰って仲間全体に教えます。 自分の持っている知識というものは、500匹なら500匹のハチ全部が持ちます。すなわち人間界に誕生するのは、自分の一部なんです。全体が輪廻転生してくるんではごうもない。さもなければ、天才は説明できません。 それじゃ、手のひらで説明しましょう。この手のひらが全部自分なんです。この手のひらの中で、五本の指(本当は五本どころじゃないんですよ)たとえば親指は親指の特徴、人差し指・中指・薬指小指の特徴を持っています。個性というものはあるんですが、全部同じ手のひらで繋がっています。全部自分なんです。 天才は「類魂」で 説明できる 《丹波哲郎》 丹波 それでは、この指の中でまず親指が1000年前に人間界に出てきて、絵の勉強をしました。そうすると絵の才能というのは、ある程度ついています。 今度は、人差し指が500年前に出てきて、絵の勉強の続きをやります。そうすると半分はもう絵の才能がつまっています。順繰りに行って、今小指が現世に出てきた場合には、この小指に先っぽ残して、絵の才能がぎっしりと詰まっている。ですから、2・3才ですばらしい絵を描く。また、5・6才で素晴らしいピアノを弾く者もいるでしょう。 アメリカで驚きの事件がありました。裕福な黒人夫婦がプールサイドでくつろいでいる時に、部屋の中から素晴らしいピアノの音がした。当然テレビの消し忘れだと思っています。だからほっときました。でも、用事が出来て部屋に入ってみると、何と幼い我が子がピアノの台によじ登って(足が届きませんから)こっちへずれたり、あっちへずれたりしながら、ピアノを弾いているわけですね。ピアノを教えた覚えはごうもない。 これが、今アメリカで話題になっている天才的事件の一例ですね。 自分が立派に 生きることこそ 最高の先祖供養 《丹波哲郎》 丹波 このことからも証明できるように、天才というのはすべて、先祖という自分がやってきたことの集積で現れるものなんです。ですから、先祖供養というものは、自分のための供養ということになります。だから、先祖を供養するというんだったならば、今私はこうやって人のために尽くしています。すなわち、こうやって立派に勉強しています、という姿を見せることが一番の先祖供養で、坊様を呼んできて、お経をあげるということになると、私にはさっぱりわかりません。それが、先祖供養になるとは、全くわからない。 むしろ供養というんだったら、向こうの者が(霊界の者が)人間界にいる者に向かって供養するんだったらわかる。 向こうの素晴らしさというものは、私もちょっとかいま見た程度ですけれど、たいへんなものです。今や臨死体験も含めて大変な数になるんですけど、言っていることはほとんど同じです。 もう素晴らしい素晴らしい、きれいキレイ、の連続ですよね。まるでモノに取り憑かれたように言いますよね。 たとえば、春の小川で泳いでいる魚が、人間界のドロだらけの河でもがいている魚に対して、かわいそうだなと、おまえさんはこういうふうな道をたどって行けばもっとドロ沼からのがれて、きれいな小川に行けるのにと言っておがむというのならわかるんですよね。 綺麗さ、楽しさがまるっきりちがう向こうの者が、病気その他、生活苦などでもがいている人間界の者に向かって慰め、励ましたりするのならわかる。すなわち、貧乏人が金持ちに金を寄付してどうするんですか。逆だと思うんです。 ●O.S氏の意見 B.先祖と前世のかかわりは? / C.魂と肉体どちらが自分なの? O.S氏 丹波先生にもう100%話して頂いたので、僕の方から言うことは、ほとんどないんですけれども、僕の見解を一つ言いますと、自分が前世の時に縁があった方と、今縁がある方と、あの世での縁と、前世とあの世に行ってからの縁など関係あるように思うかも知れませんが、関係ない場合が結構多いんですよ。 この地球上で生まれた時の縁には、ほとんど『肉体縁』といいまして、肉体と肉体との縁なんです。 まず、死にますと肉体縁が切れまして「幽体」という肉体の奥にあるもう一コの体があるんです。 その体(幽体)による縁が出来るわけですよね。だからあの世では、波動によって縁ができるわけです。 この世は「肉体の縁」で、あの世では「幽体の縁」でできているわけです。 それでは、先祖を説明しましょう。 先祖は先の祖と書きます。祖は何かといいますと、考え方ということになります。 今までのこの世の中は、祖という時代なんですね。ずっと2500年間、祖という時代が続いてきまして、その2500年間いろいろ亡くなって来た方々、自分もその中には亡くなった者として存在してるかもわかりません。そういういろんな縁がありましてね、そういう縁によって人間というのは一人で生きるんじゃなくって、多くの人々共に縁をつくりながら、この世もあの世も生きていく。 その中で、丹波先生がおっしゃっていたように、自分もあの世にいたときに、先祖になっていたかもしれません。自分がやった行為も人のやった行為も、全て積み重なり集積されたのが、今や自分です。 先祖=自分といってもそれは正しいと思います。見る角度によって解釈が違うかも知れませんけども、おじいちゃん・おばあちゃんだけではなく、ずっと先に亡くなった全ての方を先祖だというようにとられる方がいいかも知れません。その全ての集約が自分ということです。自分というものを大切にして生きることが最大の供養だと思います。 |
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