ジョージ川口 (ドラマー)


 昭和2年生まれ。
 父、川口養之助は日本ジャズ界の草分け的存在。
 昭和17年、満州飛行学校に転校、パイロットの資格を修得する。
 戦後しばらく、大連市内の父親のバンドでダンス・ホール、ソ連司令部などで演奏する。
 昭和22年、内地に引揚げ横浜の米軍クラブに出演。 昭和28年ビック・フォアを結成。
 文化放送「トリス・ジャズ・ゲーム」を始め、7年半続き、CM界のはしりとなる。
 日本ジャズ界で最もめざましい「南里文雄賞」を受賞。
 さらに昭和56年、ジャズ界では初の「芸術選奨・文部大臣賞」を受賞。
 「ニューポート・クール・ジャズ・フェスティバル」の最終日、カーネギー・ホールにて日本人ただひとり、初参加し共演。又、ニューオリンズ市より名誉市民の称号を贈られる。
 昭和60年「日本作曲大賞音楽文化賞」を受賞。
 昭和62年世界でも初のオールジャパン・ジャズ・工イド「24時間テレビ・愛は地球を救う」の一環として貢献。
 昭和63年ジャズ界から初めて『紫綬褒章』を受章。
 平成2年、音楽生活45周年を記念し「日米ジャズ・バトル」として、NHK衛星放送で2時間にわたり放映。
 平成7年、50周年リサイタルをNHKホールにて、平成9年、北京・上海・瀋陽にて日中友好のコンサートを行い、『勲四等旭日小綬章』を、叙勲。