幸せになる7つの法則 幸せは、向こうから勝手にやってくるわけではありません。 幸せをつかむためには、自分自身が変わらなくてはならないのです。 幸せをつかむ7つの法則 法則3.「感謝の気持ちを持つ」 1.「嫌いな相手も縁あって出会った」 いやな相手こそ人間関係で学ぶべき点が多いもの 嫌いな相手、苦手な相手というのも悪い相性になる〃因〃をお互いが作り、さまざまな〃縁〃で結ばれて関係しているということになる。それだけ貴重な存在なんだ。 嫌いな相手こそ、学ぶべきものはある。 トラブルになってしまう原因を探れば、今後の人間関係で役に立つかもしれない、と思って、少し距離を置いて観察してみればいい。おもしろいことに、人というのは自分と似ている相手をけむたく思ったり、虫が好かない奴だと思うことも多い。 仕切屋タイプは、自分と同じ仕切屋に会うと「でしゃばりだ」と思い、几帳面なタイプ同士はお互いが「あの人がいるとどうも息苦しくなる」という。 たまたま悪い〃因〃で結ばれた〃縁〃ある相手、と思えば、嫌いな人へもひとかけらの愛情をもてるかもしれない。 もちろん相手のことを全て肯定する必要はない。嫌いは嫌いと認めたうえで、それでも「縁あって出会った相手だ」と心の片隅で思うだけで、あなたの気持ちのオモリはずいぶんとれるに違いない。 2.「今、自分が得ているものに感謝する」 不満を数える前に自分の人生の中の充実を見つける 自分の人生をつまらないとか、豊でないと思う人は意外に多い。そこまで投げやりではなくても、どこか満ち足りていない、もっと充実した人生があるはずだ、と漠然とした不満を抱いている人は、もっと多いに違いない。 お金が無くても、健康ならそれでいいじゃないか。豪邸でなくても、雨露しのげる家があるだけでいいじゃないか……。自分が得ているものに、まず感謝をするのだ。 ささいなことにでも満足して感謝できる感受性をもてば、どんな人生だってそれなりに幸せだ。病気をしてから健康のありがたさがわかる、とよくいうように、なくしてから気付く幸せというのもある。 なくす前に自分が得ている幸せに気付いて感謝できたら、そのほうがずっといい。 平凡な毎日だからこそ幸せなのだ。そう現状を満足してこそ、その先の未来に幸せが見えてくる。 3.「不幸な出来事こそ感謝して受け止める」 悪い出来事も考えひとつで大きくプラスに転換できる 私たちはそれぞれ性質や大きさが違う車に乗って人生という道を走っている、と考える と、誰かが特別いい思いをしているとか、得をしているということではないとわかってく る。また、自分の人生で起こったいいこと、悪いことの両方に意味があるということもわかる。 いい出来事だけに意味があり、悪い出来事は悲観して、忌み嫌うという考え方では なくなってもくる。とくに、悩みというのは悪い出来事が起こったときに生じる気持ちだが、考え方を変えるだけで、悪い出来事にも大きな意味があり、いくらでもプラスに転換することができると知る。 世の中には、一見悪い出来事に思えるようなことでも、 あとになってみれば「これでよかったんだ」と思えることがけっこうあるものだ。もちろん、それもその人の心がけしだいだ。悪い出来事を悪いこととしてしか受け止められない人は、永遠にその出来事は悪いことのまま終わる。 神様は、いいことと悪いことをバランスよく人に与えて、人生での学ぶべきことを導い てくださっている。それを感謝して受け止めて生きる。 そう思うことが、 「自分の人生は、意味のある人生だ。この先どんなことが起きても大丈夫だ」 と、前向きに生きられる一番の方法でもあるのだ。 4.「ささいなことにも感謝する感受性を持つ」 感謝する気持ちが多いと幸せを呼ぶ力が増幅する 不平不満ばかり言う人は、さながら道端に落ちているゴミばかり目がいく人である。幸せに生きられる人は、道端に咲いている花に目を向けられる人である。 不満だらけの人も、幸せな人も、実は同じ道を歩いているのに、目を向けるところが違うだけで、気持ちに大きな格差が生じる。 人生も同じ。いやなことに敏感な人もいれば、幸せに敏感な人もいる。これは感受性の違いといえる。 ささいなことにも感謝できる感受性を身につける。これは、幸せになる法則そのものだ。うれしいときだけでなく、できれば辛いときにでも、その状況のなかから感謝できることを身につけられれば、あなたは今よりもっと幸せに近づけるはずだ。 そして、感謝したら素直に「ありがとう」と言葉にする。そうすれば、言葉と一緒に、相手にも嬉しい気持ちが伝わる。幸せとは大勢で味わうほど、大きくなるものだ。 感謝とは、自分も相手も幸せにし、それが倍にもふくらむともすばらしいパワーなのだから。 5.「相手の幸せを願える人になろう」 幸せを願える相手の数がそのまま自分の幸せの数になる 感謝する心が、相手も自分も幸せにする。 これは、自分が相手からしてもらったプラス行為を、自分も相手の幸せを願うというプラス行為として返したいと思うことから始まる。これを「プラスの法則」と名付けている。 相手からマイナスの行為を受けたときは、その逆でだ。自分にマイナス行為をしてきた相手を、恨んだり、仕返ししたり、同じ様に傷つけたりすることを「マイナスの法則」である。この「マイナスの法則」は、自分も不幸にしてしまう。 もし、マイナスの行為をされた相手を許したり、幸せを願うことが出来たら、あなたはひとつ幸せの階段を上がったことになる。できることなら私たちは、恨むことより、感謝の心をさらには幸せを願う心をたくさん持ちたいものだ。 あなたは今、幸せを願う相手が何人いますか? その数が、今のあなたの幸せの数である。 6.「自分の先祖に感謝する」 私たちは無限の可能性を先祖からもらい守られている 自分のふがいなさを親や先祖のせいにしてはならない。私達が認知できる先祖は、せいぜい親から数えて二、三代くらい前だ。その何代も前を遡ったら膨大な数になる。その先祖達の生きざまや性格・才能などの膨大なデータが、しっかりと私達の肉体のなかのDNAには刻み込まれているんだな。 それを思うと、自分にはいろんな可能性の引き出しが眠っていることに気付くだろう。 さらに心強い霊界には、自分の魂の仲間(類魂)がいるんだ。まだ、守護霊となって、私達を導いていてくれる。 私達は、そんな先祖霊・類魂に守られていることを知り、心から感謝すれば、何か困ったことがあれば、先祖霊・類魂は力になってあげたいと思うし、救ってあげたいとも思ってもらえるだろう。 自分がなんの苦労もしないで、生まれながらにして与えられたものは、先祖・類魂の力であって、自分の力で築き上げたものとは違う。 先祖を大切にしろと言うことは、別に立派な墓を建てたり、墓参りを忘れるなと言うことではない。日々の生活の中で感謝し、自分の生きる力に変え、受け継いできたプラスの財産をさらにのばし、マイナスの財産をプラスに変えて行くよう一生懸命生きることである。 ※「類魂」については、会員ページの「よくある質問」で説明しています。 |
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