3.外国でも守護霊はある!?

      日本だけでなく、外国でも守護霊はあるとされているのでしょうか?


 むろんある。
外国では守護霊は
「ガーデン・スピリット(Guiding Spirits)」と呼ばれ、
交霊会での通信によると、この「ガーデン・スピリット」はすべての人がもっており、
人々の守護の任務を負わされた〃類魂〃といわれている。
 その守護霊の典型といえるのが、ソクラテスに危険を警告したダイモンだそうだ。
 ところでプラトンによれば、「私は子供のころから半神的な存在につきそわれている。
ときどき、その声は私のしようとしていることをやめさせるが、けっして何々をせよと命じたことはない」
とソクラテスは語ったという。
 また、クセノフォンもソクラテスの言葉を、次のようにいっている。
「この予言的な声は一生を通じて私に聞こえたものだ。
……私はそれを神あるいはダイモンと呼んで いる。
私の受けた警告を友人たちに語ったが一度も間違ったことはなかった」

 さらに、霊言霊媒として知られた
モーリス・バーパネルの指導霊として有名な
シル バー・バーチ
「人間はこの地上に生まれる前から一人に一柱の守護霊がつく。
〃神は 汝を守るためその使をつかわし給えり〃という言葉は文字通り真実である。
霊界は非 常に秩序ある世界であって、守護の任は好き嫌いで選ぶのではなくて任命である。
人間が守護霊の真実を知っていると守護しやすく、まったく知らないと難しくなるのだ」
と、伝えているのである。
 このように外国では、むしろ古代から守護霊について語られているのである。
 もっと一般的な例をあげれば、ドイツの大文豪ゲーテは、創造上の壁にあたると、
まわりの人びとの目には見えない〃何者〃かと何時間にもわたって不思議な会話を交わし、
天才的なインスピレーンョンを得たといわれており、また、音楽の父バッハは、
「私は自分で作曲した曲などひとつもない。全部が神が私に囁いてくれる音楽を書き写 しただけだ」とのべている。
 これらはまさに守護霊との交流の証明なのである。
 才能ある人たち、また政治・経済方面の成功者の多くは、このようなヒラメキの持ち主である。
そしてこのヒラメキの多くは、私から見れば、ある者、すなわち守護霊から送られてくる霊感といえるのである。

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