120.霊もこの世の人間を懐かしんでくれるか?

    この世の人間は、お彼岸やお盆の墓参り、法要などで、死者を偲ぶことが多いのですが、
    霊界の霊たちも人間界にいる縁者のことを思い出して懐かしんでくれているのでしょうか。


逆に言うと、人間が故人を偲ぶのは、お彼岸やお盆、法要など、限られた機会である。
また、人間には悲しみを早く忘れようとする心理作用があるし、
実際問題として故人の思い出ばかりに浸っていたのでは、
万事繁忙な現代生活を生きぬいていけないという事情もある。
そこで、お彼岸やお盆という機会をとらえて、せめてこの日だけでも思う存分、故人を偲ぼうというわけである。
その点、霊界の霊たちには、人間界のような事情も理屈も在りはしないから、
ゆかりの深い縁者の一挙手一投足を常時、暖かい限差しで霊界から見守ってくれているのである。

質問一覧に戻る