119.遺体の解剖は霊魂に悪影響を及ぼすか?

    医学の発達に役立ってもらえるよう、死んだ後、大学病院へ実験用のために献体する人がいます。
    素晴らしいことだと思いますが、その反面、死後に肉体が解剖などで傷つけられると、
    霊魂に悪影響を及ぽすのではないかという不安もあります。
    いかがでしょうか。


遺体を解剖し、傷つけたからといって、霊魂に悪影響を及ぼすなどということは断じてない。
だいたい、死の瞬間に〃幽体離脱〃というものが行なわれて、
霊魂は肉体から遊離するのである。
残された肉体は、もはや蝉の抜け穀と同じで、特別な価値は失われているのだから、
解剖されようが、傷つけられようが、霊魂にとって文字通り痛くも痒くもないのだ。
まして、自分の遺志で献体したとなれば、霊界において厚遇を受けこそすれ、
何らかの悪影響が及ぶことなど在り得るはずがないのである。
不安は全くの杞憂である。

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