102.身体障害児と前世との関係は?

    いわゆる〃サリドマイド児〃など生まれながらの身体障害児というのは、
    前世との関係において、どのように解釈したらいいのでしょう。
    何か前世との因縁があるのですか。


現象的に見れば、もちろんサリドマイド児というのは、〃薬害〃の中の最たるものであって、
現代文明の崩壊すなわち〃末世〃であることを指標する象徴的な存在である。
この不幸が生まれたのはごく最近のことだ。
ところが、不思議なことに、ノストラダムスは既に400年前に、やがて手足のない子が生まれてくると予言している。
ただし、ノストラダムスは結果だけが目に映った(すなわち霊視した)だけで、
どうしてそのような子供が生まれてくるのかについては言及していない。
いずれにしても、手足のない子が生まれてくるという事実については、
400年前から判っていたということになると、これもひとつの大きなカルマの流れと見なくてはいけなくなるだろう。
やはり前世の因縁によるのだ。
サリドマイド児というのは、霊界から見れば、他の者よりも、
非常に辛い修行の課目を背負って生まれてきているわけだ。
だから、見方によっては、優秀だからこれだけのノルマを与える。
優秀でない子には、そんなに難しい問題を与えないのだ、とも言える。
ということで、そういうハンディキャップを背負って生まれてきた子供というのは、
確かに今生では明らかに不幸な目に遇っているけれど、
それを素直に、明るくこなした場合には、
あの世へ行ってたいへんいい位置に行けるに相違ないのである。
そう考えることによって彼らを勇気づけ、励ましてあげなければいけないだろう。


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